ストーリー
自由すぎる校風の私立高校・桃月学園に 天才ちびっこ先生・レベッカ宮本(通称ベッキー)が赴任!
個性的な生徒達と動物達(?)と共に ちびっこベッキーが活躍したりしなかったりする
びみょーにきみょーなスクールコメディ!!
第10話 名馬に癖あり
第10話 名馬に癖あり
脚本: 高山カツヒコ 演出: 江島泰男
絵コンテ: 福田道生 作画監督: 実原登
 新学期が始まり、C組では自由研究の発表が行われていた。「自由研究なんてまるで小学生の宿題だな」と玲がブー垂れるも、くるみは地味な朝顔の成長記録、一条さんは空き缶で作った謎の工作、6号は縁日で買ったカラーひよこの観察日記etc……と、高校生のくせにみんな小学生並の内容だ。
 その頃、メディアとベホイミは、HR中にもかかわらず屋上で話をしていた。2人は昔、戦場で敵同士として遭っていたのだ。ベホイミは、未だメディアを信用していないようだったが、一方のメディアは過去のことは気にしていなかった。2人が屋上の隅にふと目をやると、そこには怪しげな箱が。さらに学校中を探してみると、同じような箱が大量に見つかった。とりあえず体育倉庫に持っていくことにした2人。箱の中身は時限爆弾だった!やたら本格的かつ大量の爆弾に、「多すぎ!!いくら何でも多すぎ!!」と、さすがのベホイミもテンパって「落ち着いて、ベホイミちゃん!」とメディアになだめられる。爆弾の分析をする2人。どうやら、ベッキーを狙っている何者かが仕掛けたものらしい。
 爆弾を解体し始めた2人は、さすがプロ(?)なのか、ほとんどの爆弾をあっという間に解体してしまった。残るはいかにも難しそうな1つだけ。意を決して取り掛かろうとしたとき、突然ベッキーが入ってきた。姫子(の代わりのオオサンショウウオ)が作った飛行機を追ってきたのだ。何も知らない彼女は「何だコレ?」と爆弾を持ち上げてしまい、その衝撃で爆弾が起動し始めた。「少しでも揺らすと反応するっス」とベホイミに脅かされ、硬直するベッキー。何とか解体しようとするベホイミとメディアではあったが、刻一刻と爆破カウントは進んでいく。その上、ベッキーはトイレに行きたいと言い出した!


【「名馬に癖あり」めいばにくせあり……非凡な才能の持ち主には強い個性があると言うこと(ことわざ辞典より)】
第9話 八歳の翁百歳の童
第9話 八歳の翁百歳の童
脚本: 金巻兼一 演出: 石踊宏
絵コンテ: YUKIHORO 作画監督: 野田康行
 夏休みに入ったある日、ベッキーはポンポン船に乗っていた。大学時代の恩師である教授から遺跡調査の依頼が来て、日本の果てにある沖之毒島に向かっていたのだ。探検隊気分でジュースを飲みながらくつろいでいると、上空に現れたヘリから誰かが飛び降りてきて勢い良く船に突っ込んで来た。恐る恐る大きく開いた穴をのぞきこむと、そこから金髪の女の子が何事もなかった様に出て来る。彼女は教授の助手をしているメディアだった。「お迎えに参りました」とのんびりあいさつを交わしていると、メディアが落ちてきた衝撃で、船が真っ二つになって沈んでしまった。
 何とか島にたどり着くベッキーとメディア。ジャングルが生い茂る中、なぜかコンビニが普通にあった。しかも、そこにはいつものC組の連中が待っていたのだ。いきなりの出会いに驚くベッキー。彼女たちは教授に招待されて来たそうだ。しかし、一緒に来ていたメソウサが何者かに連れ去られたと言い出す。一行は捜索のために、ジャングルの奥に向かう。メソウサが居なくなったあたりまで来ると、そこには木の実のように、たくさんのメソウサが実っている木があるではないか。あまりの出来事に怒る都を横目に、ベッキーは冷静にメディアに尋ねると、本物は一つだけで、偽物を選ぶと本物と一緒にしぼんでしまうと言う。真剣に考えるベッキー。そして、悩んだ末に選んだのは、明らかに他と違うキリリとしたメソウサ“キリウサ”だった。
 無事?にメソウサも見つかり、教授のもとに向かう一行は、洞窟に差しかかる。暗い洞窟の中をどんどん進むメディア。ベッキーたちは後を付いて行くが、突然、足をとられてしまう。「入り口の所、底なし沼になってますから、気をつけてくださいね〜」とメディアがいまさら注意する。「そういう事は先に言えー!」というベッキーの叫びもむなしく、皆はずぶずぶと沈んでしまうのであった……


【「八歳の翁百歳の童」はっさいのおきなひゃくさいのわらべ……人の思慮分別があるかないかは年齢に左右されないということ(ことわざ辞典より)】
第8話 熊に山椒 鯉に胡椒
第8話 熊に山椒 鯉に胡椒
脚本: 金巻兼一 演出: 大沼心
絵コンテ: 田所修 作画監督: 伊藤良明
 1年D組の新感覚癒し系魔法少女・ベホイミは悩んでいた。あからさまに魔法少女の衣装を着て人助けを続けているのに、今ひとつ注目されていなかった。それもそのはず、桃月学園には白鳥鈴音や南条操、ベッキーといった、より個性的なキャラクターがたくさんいるのだ。落ち込むあまりベホイミはウサギ小屋にこもろうとするが、「ここでへこたれたら、癒し系魔法少女の名が廃るッス!」と立ち上がるのだった。
 何とかイメージアップをしようと、ニューコスチュームを作り、優奈・優麻に見てもらうベホイミ。ナースルックやゴスロリ衣装、果てはダブダブYシャツに着替えるも、優奈・優麻のつける点数は低かった。しかも、同じ格好をした鈴音や乙女、ベッキーに負けたのだ。悔しがるベホイミではあったが、「それは、すでに魔法少女でない気がします……」とメソウサに言われ、ハッと我に返る。しかし、懲りずに今度はニューアイテムで勝負すると言い出す。脱力するメソウサにかまわず、マジカルネコミミやマジカルデジカメ、マジカルスタンガンなど、次々はりきって取り出すのだが、どれも困っている人の役には立たなかった。そんなベホイミを見かねて相談に乗るベッキー。彼女は、あくまで魔法で人助けをしたいというが、人前では魔法(?)を使えないベホイミは思い悩んでいたのだ。それを聞いた玲は、「ベホイミに本当の魔法を授ける」と言い出した。果たして、ベホイミは真の魔法少女となれるのか!?


【「熊に山椒 鯉に胡椒」くまにさんしょう こいにこしょう……一緒に食べると害がある食べ物の組み合わせ(ことわざ辞典より)】
第7話 吉凶は人によりて日によらず
第7話 吉凶は人によりて日によらず
脚本: 金巻兼一 演出: 大沼心
絵コンテ: 木村卓司 作画監督: 甲斐泰之・田中 穣
 本格的に暑い夏がやってきた。強い日差しの中、C組の連中は水着姿でプール掃除をさせられていた。ベッキーが(五十嵐先生のインチキによって)ジャンケンで負けてしまったために、C組だけでやることになったのだ。そんな事情もあってか、皆やる気がない。姫子はとっとと音を上げてしまうし、くるみは暑さで死にそうだ。都は巻き込まれたことにブチ切れ、一条さんはなぜか浮き輪を持ってたたずんでいる。まじめに掃除しているのは、6号さんだけだった。そんな様子を横目にアイスを食べながらプールサイドでくつろぐベッキー。自分の格好をしたメソウサ・ベッキー2号に掃除をさせて誤魔化そうとする。しかしブラシさえ持てないメソウサに誰も期待はせず、結局ベッキーも手伝わされるのだった。
 その頃、犬神が図書館で紅茶を飲みながら優雅に読書をしていると、見知らぬ小さな女の子が現れ、食べていたクッキーを平らげてしまった。「……どなたですか?」と冷静にツッコミを入れつつ話を聞くと、どうやらその子は一条さんの妹で、姉を探しているようだ。泣きそうになる一条妹を前にしょうがないと思い、犬神は一緒に探しに行くことにする。
 ようやくプール掃除も終わろうとしていた頃、D組の芹沢とベホイミ、そして宮田が乱入してきて、いきなり正義の味方ごっこを始めた。掃除の邪魔をされて怒った都は、そのまま3人に掃除をまかせようとする。その時、犬神が慌てて走って来る。その後ろには、なんと、校舎より大きな一条妹の姿があった……。


【「吉凶は人によりて日によらず」きっきょうはひとによりてにちによらず……運不運は、人の行動によるもので、暦や日時によるものではないということ(ことわざ辞典より)】
第6話 藪をつついて蛇を出す
第6話 藪をつついて蛇を出す
脚本: 金巻兼一 演出: 尾石達也
絵コンテ: 尾石達也 作画監督: 守岡英行
 昼休み、鼻歌など歌いながら廊下を行くベッキー、手には『宮本研究室』と書かれたプレートを持っている。校長から研究室に使う部屋を貰って嬉しいらしい。研究室と聞いた姫子は、『ベッキーが10人の小人になる薬の研究』とか『ベッキーがはげ親父になる薬の研究』とか、意味不明な妄想をするが当然そんなことを研究する部屋ではない。ただ単に一人になれる場所が欲しかっただけのようだ。
 午後の授業が始まっても、研究室のことが気になる姫子は「マホ〜、見に行こー♪」と騒いでしょうがない。その上、くるみまでもが「片づけ手伝ってあげるー」と言い出した。ベッキーは「授業中に生徒を連れて歩けるかー!」と怒るものの、「自習です」と強引に主張する一条さんに圧倒されて、皆に研究室を見せることになってしまった。
 研究室になる空き部屋は旧校舎にあった。ずっと使われていなかったため、部屋の中はガラクタがいっぱいで無気味な雰囲気だ。ノリに巻き込まれ付いてきてしまったものの、やはり教室へ戻って勉強しなければと思い直した都、ふと見上げると天井に怪しげなドアが。なんとなく危なそうだと思う一同ではあったが、止める間もなく一条さんが開けてしまう。予感は的中、そこから大量のネバネバした謎の生物が流れ出し、ベッキーたちを押しつぶしてしまった!


【「藪をつついて蛇を出す」やぶをつついてへびをだす……余計なことをして、かえって災いを招くたとえ(ことわざ辞典より)】

(C)氷川へきる/スクウェアエニックス・ぱにぽに製作委員会

ぱにぽにだっしゅ!