ストーリー
自由すぎる校風の私立高校・桃月学園に 天才ちびっこ先生・レベッカ宮本(通称ベッキー)が赴任!
個性的な生徒達と動物達(?)と共に ちびっこベッキーが活躍したりしなかったりする
びみょーにきみょーなスクールコメディ!!
第5話 用に叶えば宝なり
第5話 用に叶えば宝なり
脚本: 金巻兼一 演出: 吉田徹
絵コンテ: 寺東克巳 作画監督: 中島美子,中本尚子
 今日は一年生全員参加のキャンプ教室。学校を離れ、先生も生徒も大自然を楽しんでいる……はずだった。しかし、B組では冷めた生徒たちの中で、早乙女先生ただ一人がハイテンションではしゃぎまくり、A組では相変わらず二日酔いの五十嵐先生を桃瀬修が介抱をし、D組ではジジイのわけのわからない一言に犬神が冷静にツッコミを入れるという、いつもと大して変わらない光景がそこにあった。一方、C組はというと、珍しくベッキーが姫子と一緒になってはしゃいでいる。よっぽどキャンプ教室が楽しみだったようだ。
 班ごとに分かれ、いよいよ本格的にキャンプが始まった。ところがどういうわけか、くるみがひとり余ってしまう。そう、くるみ自身が班分けのくじ引きを作ったにもかかわらず、本人がくじを引かなかったことに誰も気づいていなかったのだ。川辺で一人体育座りをして落ち込むくるみ。見かねたベッキーは、とりあえずくるみ2号(2話で登場した、くるみのコスプレをしたメソウサ)と一条さんが連れてきたオオサンショウウオを加え、一緒に班をつくることにした。そのころ、食事の準備のために、焚き木を取りに行った都は、森の中から発射されるミサイルを見てしまう。皆に語っても玲は本気にしてくれないが、綿貫と宮田は興味津々。それなら一緒に確かめに行こうというところ、今度は芹沢がカッパを見た!と戻って来た。この森の中は、一体どうなっているのだろう……


【「用に叶えば宝なり」ようにかなえばたからなり……どんな物でも役に立てば、宝物のように貴重だということ(ことわざ辞典より)】
第4話 晴天をほめるには日没を待て
第4話 晴天をほめるには日没を待て
脚本: 高山カツヒコ 演出: 江島泰男
絵コンテ: 田所修 作画監督: 実原登
 突然ベッキーから、明日テストをすると告げられたC組。焦る6号さんやくるみに対して、姫子は「私はテスト好きだよ。だってゆっくり寝られるも〜ん」と間違った方向で余裕だ。いつも感情の読めない一条さんだが多少は緊張感があるのか、都を誘って勉強会をしようと言い出した。いつもどおり真面目に勉強をしている都は断るが、話の流れには逆らえず、結局、玲に姫子、6号さんやくるみが加わり、さらに保護者としてベッキーまでも参加して勉強会を開くことになってしまった。
 その晩、なぜか学校の中にある旅館に集まるった一同。部屋に着いた途端、浴衣でお茶を飲んだり寝そべったりしてくつろぐメンバーの中でただひとり、ベッキーだけは浴衣が大きいと怒り出す。そこに、ベッキー用の小さな浴衣を持って現れたのは、衣装部所属の柏木優麻・優奈姉妹。明日はA組もテストということで、クラスメイトの来栖とともに、勉強会に参加しに来たのだった。ところが真面目なのは都だけ。他の連中は勉強と言いつつもパジャマに着替えて遊び気分だ。そんな状態でまともに勉強会が進むわけもなく、姫子は頭を使いすぎて煙を出し、一条さんは都の成績がいいのはいつもかけてるメガネのせいだと妄想し、くるみにいたってはテスト用の鉛筆サイコロ作りに夢中で勉強する気すら見せない。こんな調子で、本当に明日のテストを切り抜けられるのだろうか?


【「晴天をほめるには日没を待て」せいてんをほめるにはにちぼつをまて……物事は最後まで油断してはならないということ(広辞苑より)】
第3話 病む身より見る目
第3話 病む身より見る目
脚本: 金巻兼一 演出: まつもとよしひさ
絵コンテ: まつもとよしひさ 作画監督: 華房泰堂
 今朝はベッキーが遅刻していたため、C組の面々はいつも以上にダラダラとしていた。ただ、姫子だけは「ベッキーに会いたーい♪」といつもながらのハイテンションで騒ぎまくる。そんな元気な彼女と一緒に揺れるピーンと立った髪の毛・いわゆるアホ毛がうっとうしくなって、玲は思いっきり引っぱった。すると、なぜか頭から白い煙が立ちあがり、玲は驚いて思わず投げ返してしまう。
 なんとか騒ぎが治まったところに、ようやくベッキーがやってきた。しかし、妙にローテンション。それもそのはず、寝ぐせがついて髪の毛がピーンと立ってしまったのだ。それを見て姫子は思わず、「ベッキー、おそろいだ〜」と抱きしめる。「離せ〜、先生だぞ〜。むき〜!」とベッキーは嫌がるあまり、姫子のアホ毛をつかんでぐぐっと引っこ抜く。すると、頭から白い煙がプシューと噴き出し教室中に広がった。煙が収まると、そこには抜け殻になった姫子が。なんと、アホ毛を抜かれたために、元気がなくなってしまったのだ。
とりあえず、騒ぎの元になると、ベッキーはアホ毛を没収して机の中にしまう。しかし、宇宙人の暇つぶしのおかげでそれは消滅してしまった。このままじゃ姫子は一生ヘニャヘニャのまま。ベッキーは何とかアホ毛を取り戻し、姫子を復活させることができるのか?


【「病む身より見る目」やむみよりみるめ……病に苦しんでいる者より、周りで見ている者の方が苦しいということ(広辞苑より)】
第2話 紅は園生に植えても隠れなし
第2話 紅は園生に植えても隠れなし
脚本: 金巻兼一 演出: 森山雄冶
絵コンテ: 森山ゆうじ 作画監督: もりやまゆうじ 
 ベッキーが桃月学園にやってきて数日。C組にも慣れ、教壇に立つ姿もすっかり偉そうに……もとい、板についてきたかに見えた。しかし、ベッキーは、未だに生徒たちの本名をちゃんと覚えていなかったのである。一条さんの「学級委員」はまだしも、6号さんを「デカリボン」、都を「勉強虫」、玲を「いじめっこ」、姫子を「アホ毛」扱いするありさま。そんな中、ただでさえ影の薄いくるみを「目立たない地味キャラ」呼ばわりして落ち込ませてしまった。
 ショックのあまり魂が抜け、ウサギ小屋に閉じこもってしまうくるみ。ベッキーとクラスメイトたちが、どうにかしようとくるみの様子をうかがっている中、またまた怪しげな電波を受信して、ひとり衣装部こと優麻・優奈姉妹を訪ねる一条さん。
 一方、必死にくるみを元気つけようと、しどろもどろになりながらも説得を続けるベッキー。ところが実はくるみの名前をさっぱり覚えていなかったため、余計に落ち込ませてしまう。その時、さっきまで衣装部にいた一条さんが、メソウサにくるみのコスプレをさせ「くるみ2号」と呼び従えて登場。いっそう落ち込むくるみ、あきれるベッキー、照れるメソウサ。果たして、ベッキーはくるみを立ち直させることができるのか?それより、C組生徒の名前を本当に覚えることができるのか?


【「紅は園生に植えても隠れなし」くれないはそのうにはえてもかくれなし ……優れたものは、どこにいても目立つということ(広辞苑より)】
第1話 寒に帷子 土用に布子
第1話 寒に帷子 土用に布子
脚本: 金巻兼一 演出: 大沼 心
絵コンテ: 福田道生 作画監督: 大田和寛
 その朝、日本は全国的に朝であった。全国的に学生たちは学校の教室で朝のホームルームを今や遅しと待ちかね、ここ桃月学園1年C組でも姫子が支離滅裂なコトをわめいて走り回り、玲がツッコミ、委員長の一条さんは異次元の会話をかますといった普通だったり普通じゃなかったりする朝の風景が繰り広げられていた。主に普通じゃなかったのは、いきなり担任の先生が休職して代りに新しい先生がやってくるということ、そしてかなり普通じゃないことにその先生というのは11歳ながらMassachusetts Institute of Technology(まちゃちゅーせっちゅ……以下略)を卒業した天才ちびっこ先生だということである。一方、期待と不安と主に好奇心に教室がざわめいているころ、当のちびっこ先生ことレベッカ・宮本(通称ベッキー)は大遅刻の上に道に迷って物語の舞台と全然関係ない日本のどこかを彷徨っていた。桃月学園長が遣わした謎のカラクリ人形の導きでようやくC組の教室にたどり着いたベッキー。先生が初日から大遅刻してバカにされないだろうか?不安に押しつぶされそうになりながらも意を決して扉を開いたベッキーに突き刺さる、生徒たちのフレンドリーかつ好奇心丸出しの視線。果たしてベッキーは“教師>ちびっこ”としてクラスに受け入れて貰えるのだろうか〜?

【「寒に帷子 土用に布子」かんにかたびらどようにぬのこ ……時節はずれの用のないもの(広辞苑より)】

(C)氷川へきる/スクウェアエニックス・ぱにぽに製作委員会

ぱにぽにだっしゅ!